川島の日常に埋もれているお宝

里山資源

どろん田バレーボールフェスタ

記事公開日:

2026年1月19日

はじまりは、 米作農家のお遊びだった?

どろん田バレーの始まりは、およそ25年前でした。お米の生産量を減らす、国の減反政策によって川島地区はもちろん全国に休耕田ができてしまいます。「この休耕田をどうにか活用できないか?」と川島の米農家たちが考えていたところ、当時流行っていたビーチバレーに注目。「おれたちには田んぼがある」。田んぼでバレーボールイベントを開いてみたところ、その奇抜さや楽しさで想像以上に大盛り上がり!瞬く間に口コミで面白さは広がり、いつしか数百人が参加する一大田んぼイベントになっていきました。


“里びらき”としてのどろん田バレーボール

辰野町川島区は、中央アルプスの北端に位置し、天竜川の源流の一つでもある、大自然が魅力の集落。東西に細長く広がる谷合の地形により、日本の原風景とも言える美しい田園風景がそのまま残っています。一方で、地域外の人たちにとっては訪れる機会の少ない地域でもありました。『どろん田バレーボール』はそんな川島地区が、年に一度、全国からたくさんの人々を受け入れる、“里びらき”としての意味があります。

みんなでつくる、“参加者共創型”イベント

丸4年お休みしていた『どろん田バレーボール』ですが、地域内外からのエールを受けて、2022年夏に復活しました。大会のテーマは「共創」。これまでは、川島地区の住民を中心とした運営組織で行なってきましたが、今年からは川島地域内・外の人たちが皆でひとつになって運営。地域外の人たちとのつながりを深める場としての復活をテーマに掲げ、競技参加者にも準備や運営のサポートをお願いしています。

復活後、どうこの風物詩を持続可能にしていけるか

復活からもうすぐで4年。以前と違って、イベントの準備から運営まで、地域外の方々や継続的に参加してくれる関係人口の皆さんの力も借りて、共創型のイベントに進化しました。

それでも、大会の運営ノウハウやコートの作り方などの多くを、どろん田バレーボールを立ち上げたレジェンド(地域住民)の方々に頼っていることに変わりはありません。

経済的にもギリギリのラインで、ビジネスとして成り立たせていくハードルも抱えています。このイベントが、川島の夏の風物詩、文化として継続していくためには何が必要なのか。またこのイベントをきっかけに川島のことを知り、移住や関係人口として継続的に訪れてくれる人を増やすにはどんな取り組みが必要なのか、考えていく必要のあることはまだまだたくさんあります。

▽詳しくはこちら

https://dorontatatsuno.wixsite.com/doronta

ライター:

北埜航太

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信州辰野町川島区

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