SATOTSUGI PROJECT
チーム食文化
川島に受け継がれてきた味と知恵を、これからの料理へ|チーム食文化プロジェクト
記事公開日:
2026年6月19日
プロジェクト名:
何の課題に取り組んでいるか
家庭の味や行事食を、失われる前に受け継ぐ
川島には、漬物、蒟蒻、米粉おやき、米麹、古式醤油、豆味噌、山菜料理など、暮らしの中で受け継がれてきた食文化があります。一方で、家庭ごとの味や行事食、保存食の知恵は、担い手の高齢化や生活の変化によって少しずつ見えにくくなっています。
このプロジェクトでは、川島に伝わる食文化を調査し、試作し、学び合いながら、次の世代にも楽しめる川島料理として継承・開発していくことを目指しています。
具体的に何に取り組んでいるか
川島料理の試作と、食文化の聞き取り・学び直し
チーム食文化は、1月から毎週集まり、川島料理メニューの試作検討や、川島の食文化についての活動を進めています。
現在は、漬物、蒟蒻、米粉おやきの試作に加え、米麹、古式醤油、豆味噌などの発酵食材ワークショップに参加し、知恵の習得を進めています。また、JA上伊那生活部会の冊子「21世紀に残したい食文化〜知って食べよう行事食〜」などをもとに、行事食の調査と試作にも取り組む予定です。
4月18日には、農地調査チーム企画の講演会にあわせて、地元の季節の食材を使った試食用の料理を50名分提供しました。
現時点での成果
食を通じて、川島の資源が見えはじめた
試食会や料理提供を通じて、川島の食材や家庭の味を地域内で共有する機会が生まれています。
料理は、単に食べるものではなく、畑、山、季節、家族、行事の記憶とつながっています。農地調査の場で食文化チームの料理発表が好評だったことも、川島の農と食が一体であることを伝える成果のひとつです。
今後に向けた課題
活動場所と、農繁期の進め方を整える
今後の課題として、活動場所の確保があります。これまで使用していた「ひなたぼっこ」の閉店に伴い、新たな活動場所を検討する必要があります。当面は下横川営農センターや旧川島小学校の調理室の活用も候補になっています。
また、農繁期に入るとチームメンバーが集まりにくくなる可能性があるため、無理なく続けられる活動のペースを整えることも大切です。
まとめ
川島の味を、みんなでつくり直す
チーム食文化プロジェクトは、川島に受け継がれてきた食の知恵を掘り起こし、試作し、次の世代へつなぐ取り組みです。
家庭ごとの味、季節の食材、発酵の知恵、行事食。それらを学び直し、川島料理として育てていくことは、川島の暮らしの記憶を未来へつなぐことでもあります。
チーム食文化プロジェクトメンバー
関係者・協力者
菊池亮智さん、巻渕かおりさん、市川直美さん、中村とも子さん
ライター:
北埜航太
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