SATOTSUGI PROJECT
ふるさと学習チーム

川島らしい学びと文化を、次世代へつなぐ|ふるさと学習チーム
記事公開日:
2026年4月25日
プロジェクト名:
何の課題に取り組んでいるか
川島小学校閉校後も、地域の学びと文化を途切れさせない
川島には、地域の自然、歴史、暮らしの知恵をもとにした学びや文化が受け継がれてきました。川島小学校で行われていたふるさと学習や、地域に残る歴史文化資料、寺社や古くからの言い伝え、暮らしの技術は、川島らしさを次世代へ伝えていく大切な資源です。
一方で、川島小学校の閉校後、地域の子どもたちが川島の自然や文化にふれる機会をどのように残していくかが課題となっています。学校という場がなくなっても、地域の中で学びを続け、川島の記憶や文化を受け継いでいく仕組みが求められています。
このプロジェクトでは、教育・文化・ふるさと学習の3つの視点から、川島に合った学びのあり方を探り、地域の歴史文化や暮らしの技術を次世代へつなぐことに取り組んでいます。
具体的に何に取り組んでいるか
教育・文化・ふるさと学習をつなぐ3つの取り組み
主な取り組みは大きく3つです。
ひとつ目は、教育の継承です。川島小学校閉校後の教育継承を考えるため、いいづな学園やコクレオの森学園を視察し、川島の自然や地域性に合った教育のあり方を検討しています。既存の学校教育をそのまま再現するのではなく、川島だからこそできる子どもの学びの場づくりを模索しています。
ふたつ目は、文化の継承です。川島小学校、町図書館、瑞光寺などに残る文献や地域の方への聞き取りを通じて、川島の歴史文化の調査を実施しています。地域に残る資料や記憶を掘り起こし、川島の成り立ちや文化的な背景を整理していく取り組みです。
三つ目は、ふるさと学習の継承です。川島小学校で行われていたふるさと学習を、地域の体験教室として実施しています。内容は、草木染め、陶芸、漬物、しめ飾り、ソバ打ち、みそ作りなど、川島の暮らしや手仕事に根ざしたものです。子どもたちや地域の人が、実際に手を動かしながら、地域の文化を体験的に学ぶ機会をつくっています。
現時点での成果
川島らしい学びを考える土台が見えはじめた
令和7年度の成果として、まず、川島小学校閉校後の教育継承に向けた視察研修が行われました。いいづな学園やコクレオの森学園の事例にふれることで、川島の自然や地域資源を生かした学びの場をどのように設計できるか、具体的に検討する土台ができました。
また、文化の継承については、川島小学校、町図書館、瑞光寺などの文献や聞き取りを通じて、川島の歴史文化を調査する取り組みが始まりました。地域に点在していた資料や記憶を集めることで、今後、歴史文化マップや地域探訪のような形に展開していく可能性が見えています。
さらに、ふるさと学習の継承では、草木染め、陶芸、漬物、しめ飾り、ソバ打ち、みそ作りなどの体験教室が実施されました。川島小学校で育まれてきた学びを、学校の外でも続けられる形にし、地域の人たちが先生となって文化を伝える機会が生まれています。
今後に向けた課題
子どもたちが川島を学び、未来の後継者になっていく流れをつくる
令和8年度に向けては、まず、川島の自然を生かした子どもの学びの場を整備し、実際の教育活動につなげていくことが課題です。報告書では、森の音周辺の整備を進めていく予定が示されており、自然の中で子どもたちが学べる場づくりが次のステップになります。
文化の継承については、令和7年度に調査した川島の歴史文化資料を、歴史・文化マップなどにまとめていくことが計画されています。単に資料として保存するだけでなく、未来の後継者に向けて、川島歴史探訪などの形で紹介していくことが目指されています。
ふるさと学習については、令和7年度に実施した体験教室を継続しながら、オーガニックチームとも連携し、川島在住の子どもたちにも参加してもらえる体験教室を開催していくことが課題です。地域の中にある学びを、子どもたちが自分ごととして体験できる仕組みへ育てていくことが求められます。
まとめ
川島の自然・歴史・暮らしを、地域みんなの学びに変えていく
教育・文化チームプロジェクトは、川島小学校閉校後も、地域に根ざした学びと文化を途切れさせず、次世代へつないでいく取り組みです。
川島の自然、歴史文化、暮らしの手仕事は、どれも地域の人たちが長い時間をかけて育んできた大切な資源です。それらを調べ、体験し、子どもたちに伝えていくことは、単なる文化保存ではなく、川島の未来を担う人を育てることにもつながります。
学校という場が閉じたあとも、地域そのものを学びの場にしていく。教育・文化チームの取り組みは、川島の記憶と知恵を、これからの世代へ手渡していくための実践です。
教育・文化チーム

関係者・協力者
川島小学校、町図書館、瑞光寺等の地域資料・関係者
視察先:いいづな学園、コクレオの森学園
ライター:
北埜航太
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