SATOTSUGI PROJECT

新農業体験サービス開発

川島の営みを体験にひらき、地域内外のつながりを育てる|新農業体験サービス開発運営プロジェクト 

記事公開日:

2026年6月19日

プロジェクト名:

何の課題に取り組んでいるか

農ある暮らしの魅力を、地域内外の人が関われる入口にする

川島には、田植え、山菜取り、そば、どろん田バレー、地域の食、かやぶきの館など、里山の暮らしを体験できる資源があります。一方で、それらは日常の中にあるため、地域外の人に伝わりにくく、継続的な関わりの入口として整理されているわけではありません。

このプロジェクトでは、川島の農や食、自然、行事を体験サービスとして組み立て、地域内外の人が楽しく関わりながら、川島の文化や農地保全につながる流れをつくることを目指しています。

具体的に何に取り組んでいるか

一汁三菜御膳とどろん田バレーを軸に、川島の体験をつなぐ

主な取り組みは、「一汁三菜御膳プロジェクト」と「どろん田バレーボールフェスタ」です。

一汁三菜御膳プロジェクトでは、川島で体験できる山菜取り、ふき味噌、米、野菜、陶器づくりなどをつなぎ、1年を通じて自分だけの御膳をつくるような体験を検討しています。4月には春の山菜取り体験を行い、タラの芽、ワラビ、コシアブラ、行者ニンニクなどを採りました。また、各家庭でつくったふき味噌の食べ比べ試食会も実施し、家ごとの味やレシピの違いを楽しみました。

どろん田バレーボールフェスタでは、実行委員会と協働し、開催準備、参加者募集、宿泊・交通・駐車場の相談などを進めています。川島らしい行事を継続するため、冊子づくりや各プロジェクトとの連携出店も検討しています。

現時点での成果

川島の日常を体験として共有する動きが始まった

令和7年度から令和8年度にかけて、里継ぎ協議会向けワークショップ、どろん田バレー運営、住民ワークショップ、紅葉祭り運営サポート、長野県企業誘致ツアーなど、地域内外の人が川島に関わる機会が生まれています。

一汁三菜御膳では、ふき味噌の食べ比べや山菜取りを通じて、家ごとの味や知恵、作り手の記憶を記録し、発信につなげていく方向性が見えはじめました。昔は持ち寄って食べる機会があったものを、今の交流の入口としてつくり直す試みでもあります。

今後に向けた課題

体験をイベントで終わらせず、関係づくりへ育てる

今後の課題は、体験を単発のイベントで終わらせず、川島の人との関係づくりや、農地・食文化・行事の継承につなげていくことです。

山菜取りは時期が年によって変わり、土地の所有者や案内する方との丁寧な連携が欠かせません。どろん田バレーも、コートづくりや前日準備、当日の運営など、地域の技術や人手に支えられています。参加者が楽しむだけでなく、支える人も無理なく続けられる形を考えることが必要です。

まとめ

川島の営みを、次の関わりしろへ

新農業体験サービス開発運営プロジェクトは、川島の日常にある農、食、自然、行事を、地域内外の人が関われる体験としてひらく取り組みです。

一汁三菜御膳も、どろん田バレーも、中心にあるのは川島の人の営みです。その営みを大切にしながら、楽しく関わる入口を増やすことで、川島を支える新しいつながりを育てていきます。

新農業体験サービス開発運営プロジェクトメンバー

関係者・協力者

合田百恵さん、廣田峻平さん、樋口和男さん、地域おこし協力隊、元地域おこし協力隊

協働:どろん田実行委員会、かやぶきの館、アイコーポレーション

ライター:

北埜航太

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